いずみの部屋

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放送テーマ

放送日
2017.09.15
テーマ
第44‐45回 清水工業(株)代表取締役社長 清水一政さんは77歳とは思えない若く元気な自治会長です。
ゲスト
清水 一政 氏 (しみず かずまさ)

対談内容

いずみ
清水さんは本業の外に大和駅前昭和通り商店会長、大和東1丁目自治会長とお忙しい毎日ですね。とても頭が良くてお若い!
清水
私は昭和28年、中学2年の時に父の仕事で浅草から大和へ来ました。
その当時の大和駅前はとても賑やかで小田急線は土手の上を走り、その下をくぐるように相鉄線が交差。横浜銀行の前の踏切は開かずの踏切でした。
街は米軍色が強く、その時代大和の商工業が栄えたのはその関係でしょう。
いずみ
駅前で街頭テレビに人が集っていたということですが?
清水
駅上の相鉄系の食堂で大勢の人がTVを見ていました。14歳の私は父に連れられ、食事をしながらボクシングの白井義男のボクシングを応援していました。
いずみ
昭和28年に大和駅前の大火事があったと聞いていますが?
清水
私が大和に越してきてすぐの12月だったでしょうか。今の大和ドレメ、ユザワヤあたりの一角がすべて焼けてしまいました。近所の人たちが水鉄砲いたいなポンプで消火に当たりましたが、火の勢いは止まらず…
そんな時に厚木基地から米軍の消防車が到着し一気に消しました。
力の差を感じました。
いずみ
大火事の話は私の義母、片山綾子から聞いたことがあります。
大和マーケットを始め、大和ドレスメーカー女学院も全焼で無一文になり、マイナスから再スタートの学校経営だったということです。今の駅前からでは想像もつきませんね。
清水
シリウスができて人の流れも変わりました。昭和通り商店街の裏側がシリウス通りになっていて、裏面で商売ができないかとのお話が市からあります。何をしたらよいのか考え中です。
個人的には店舗と4階住居がシリウスロードの中央上がりに位置しているので、眺めが良くなってとても嬉しいです!
いずみ
シリウス2階にある大和天満宮のお祭りはいかがでしたか?
清水
知っている人が少ないせいか、昔に比べると活気がありません。
テキ屋は店の数になりました。今の子供はお祭りに興味がないようで、子供の遊びも機械化でしょうか。
お神輿は昭和20~30年代の先人たちがお金を工面して作った立派なものがあり、一年中天満宮に飾っておりますが、担ぎ手がいません。
今回は相睦という団体にお願いして担いでもらいました。
いずみ
そうなんですか!地元の氏子さんたちが担いでいると思っていました。ぜひ地域に住む一般の方々の参加を呼びかけたいですね。
清水
大和東、大和南、親和、中央の一部まで天満宮のエリアですから、ぜひ参加してください。
いずみ
「おみこし」を身近に感じる仕組みづくりにFMやまとも協力させてください。
大和東1丁目の自治会長として思うことは?
清水
お店も沢山ある割に自治会に入金してくれません。
自治会では防犯、消防活動もあり、街灯はLEDに変えるのにお金もかかります。
この場所に住んでいる家、仕事している店の入会がとても必要なんです、宜しくお願いします。
いずみ
清水さんの先代達が作り上げてきた地域の活動を次の世代に継承していくことはとても大切なことです。「若い人の声」を大切に、大和の未来に向けて頑張りましょう!