いずみの部屋

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放送テーマ

放送日
2019.11.01
テーマ
第156回 安藤美佐子氏はやまと川柳8月トップ賞です
ゲスト
安藤 美佐子 氏

対談内容

いずみ
8月のやまと川柳トップ賞
「特養に 親子同居の 長寿園」ゆかり
を、みごと獲得しました、安藤美佐子さんです。おめでとうございます。
この川柳はどんな時に思い付いたのですか?
安藤
私も老後のことを考える歳となりました。TVなどでホームなど見ますと、いずれはこのような施設に入るのだなと思いました。
90代、100歳以上の方が入居していらして、さてこの人たちの子供はどうなっているのだろうと考えました。私の祖母は94歳で亡くなりましたが、そのお嫁さんは40代の若さで亡くなりました。
そして私の知人にもお年寄りが生き残って若い方が亡くなるというケースも見られます。この現実はウソじゃなく増えていくのではないかという危惧から発想しました。
いずみ
人生120年時代とも言われていますが、それを支える子どもの方が先に逝ってしまう日本の現実問題を私もひしひしと感じています。
さていつもやまと川柳にご投稿くださりありがとうございます。
安藤さんが川柳を始めたきっかけは?
安藤
若いころ夫の実家に行ったとき、本棚に「きやり」の川柳の本がずらりと並んでいました。私は本は好きでしたが、川柳はまるで知らず…でも読んでいくうちに興味がわきました。
本格的に川柳を勉強し始めたのは、息子が10歳になった今から35年前です。市役所に問い合わせをして南林間のコミセンで川柳の会があることを知りました。偶然「きやり」の先生でした。
その後15年間お休みした後、再び川柳を始めました。
最初の先生には日本語の使い方をきっちりと教わりました。
例えば名前を出して攻撃してはいけない。
「名前→総理」とか、「議員→金バッジ」とか。
時代と共に表現方法も変わっていきますね。
いずみ
なるほど!日本語が豊かで想像力を必要とされますね。
どんなことからヒントが生まれますか?ご趣味は?
安藤
趣味で家庭菜園をやっています。お花作り、特に蘭の花が咲いたときは無上の幸せです。
子どもや孫、夫、そしてお年寄り、近所の人、お友達など、いろいろな人生経験をしてその中からヒントをつかんでいます。
いずみ
時代をキャッチして毎回素晴らしい川柳ができる謎がわかりました。
やまと川柳も11月で1年になります。たくさんの方々に愛されて本当に賑わいがありました。
さよなら「やまと川柳」が11月15日にありますからぜひイベントにご参加くださいね。
川柳大喜利にもご出演お願いします。
みんなで盛り上げましょう!

最後に安藤さんの夢は?
安藤
早く死に別れた母と天国で出会って色々な話をべったりとしたいです!亡き母とガールズトーク♡
でもあともう少し待っていてね、お母さん!
いずみ
長寿国にふさわしいラストのお話でした!
これからも頭がはきはきと活性化して、人の心を動かすステキな川柳を期待しております。